Digitrax SoundFXデコーダ用Sound Project File/165kei−Bご紹介 モデルランド田中 2013.9.23 ◆本spjファイルのSDF(サウンドプログラム)は当店のお客様日立みさと様が作成したものです。 ◆対象デコーダの形式/種類:Digitrax 4Mbit SoundFXデコーダ ◆SPJ(Sound Project File)名:165kei-B.spj ◆推奨利用車種:165系など ◆ファイル内容: お客様が電車用に独自制作されたSDF(SoundFXデコーダ用のサウンドプログラム)を含むspjファイルに、 当店で独自に編集した165系の音データ(wavファイル)を入れています: 001 アイドル音 => 未使用(Mute.wav)、 002 走行開始/加速音 => 165系の加速音(11秒強)、 003 力行音 => 165系の力行音、 004 力行OFF => 165系の力行音から編集、 005 車両選択音 => 未使用(Mute.wav)、 006 F8(減速/停止音) => 165系の減速停止音(11.5秒)、 007 車両解放音 => 未使用(Mute.wav)、 008〜010 F2(警笛開始)/F2(警笛反復)/F2(警笛終了) => 国鉄急行形電車のホーン音、 011 F3(繰返音-抑速ブレーキ) => 165系の抑速ブレーキ音、 012 再加速 => 165系の力行音から編集、 013〜015 F4(コンプレッサー始動)/F4(コンプレッサー反復)/F4(コンフプレッサー終了) => 165系のコンプレッサー音、 016 F5(エア抜き音) => 165系のエア抜き音、 017 F6(ドア音) => 165系のドア音、 018 F1(未使用予備) => Not Assiged、 019〜021 F7(ブロア音-開始)/F7(ブロア音-反復)/F7(ブロア音-終了) => 国鉄急行形電車のブロア音。 ◆ファンクション F0- ライトON/OFF、 F2- 警笛、 F3- 抑速ブレーキ音(走行音とは無関係に鳴らせますので、惰行以外のときにONにすると走行音と重複 します)、 F4- コンプレッサー音(ONにするとCV144,CV145の値にしたがって、コンプレッサー音を繰り返します)、 F5- エア抜き音、 F6- ドア音、 F7- ブロア音、   F8- 減速/停止音(スロットルがゼロでないときにONにすると走行音に替わって発生し、スロットルを ゼロにすると鳴り止みます) F1,F9〜F12-未使用。 ◆CV値 []内の値は既定値---デコーダリセットを行ったときの値; CV58 マスターボリューム 1-15 [9] CV140 動力音のボリューム(=60程度がよいです) 1-64 [40] CV141 F1の音のボリューム 1-64 [60] CV142 F2(警笛)のボリューム 1-64 [64] CV143 F4の音のボリューム(=50程度がよいです) 1-64 [64] CV144 コンプレッサーの動作間隔 1-127 [60] CV145 コンプレッサーの動作時間 1-64 [15] CV146 F3の音のボリューム 1-64 [55] CV147 F5の音のボリューム 1-64 [60] CV148 F6の音のボリューム 1-64 [60] CV149 F7の音のボリューム(=45程度がよいです) 1-64 [60] ◆備考 (1)走行音:  スロットルを上げると「走行開始」音がして走り出し、スロットルを上げ続けたり、一定にしておくと、 やがて「力行音」に変わります。しかし、「走行開始」音や「力行音」の最中でも、スロットルを少しで も下げると、「力行OFF」音がして「アイドル音」(今回は無音)に変わります。 「アイドル音」(無音)で走行中(惰行)に、スロットルを上げると「再加速」音がして「力行音」になり、 スロットルを下げた場合は「アイドル音」(無音)を継続します。「再加速」音の最中にスロットルを下げる と、「力行OFF」音がして「アイドル音」(無音)に変わります。 なお、ブロア(F7)を鳴らしておくと、走行音が「アイドル音」(無音)のときも無音にはなりません。 また、抑速ブレーキ音(F3)は走行音とは無関係に鳴らせますので、惰行以外のときにONにすると走行音と 重複して鳴ります。 (2)減速/停止音(F8)と車両の動きの連動:  F8の減速/停止音は、スロットル位置がゼロ*でないときにONにするとそれまでの走行音が減速/停止音に 変わり、所定の時間(165系では11.5秒)鳴り続けるか、スロットルをゼロにすると鳴り止みます。 減速/停止したいときはF8をONにし、音に合わせてスロットルで速度調節しながら停車して下さい。  165kei-Aのように、デコーダをサウンド用(CV4=0)とモータ用(CV4=20[例])に分け、CV4(減速度)の設定 値の差を利用して減速/停止音を車両の動きに連動させる必要はなくなりました。  なお、減速/停止音が鳴り止んだ後は、スロットル操作すると該当する走行音が鳴ります。 *:D101ではスロットルの目盛りのゼロより上(10前後)までゼロの状態が続きます。 (3)D101やUT4等の可変抵抗器(ボリューム)を使ったスロットルは、経年劣化などでスロットル(抵抗値)が 不連続になったり、一定位置の保持がちょっとした振動で微小にズレたりして上記のスロットルの上げ 下げによる音のコントロールがうまく行かない場合があります。 スロットルがエンコーダー方式のDT402では、 確実に出力ステップを刻みますのでコントロールも確実になります。 ◆モデルランド田中は、この資料と165kei-B.spjファイルの内容、これらを利用して引き起こされる結果に 対し責任を負いません。